ホットニュース 第20号
更新日:2015年12月15日
ホットニュース第20号~ビリギャル著者「坪田先生」来校する!
12月12日、「ビリギャル」の著者で有名な坪田信貴先生
を本校にお招きして、第9回人間探究講座を開催しました。学年ビリのギャルを1年で慶応大学に現役合格させるという話は、皆さんご存知だと思いますが、それ以外にもたくさんのためになるお話を披露してくださいました。そのいくつかを紹介します。
- 人は感動でも動くが、理動(理屈、理解して動くもの)でも動くものである。しっかりしたデータの分析の下に受験対策(対応の学習)を行えば、1年で偏差値を40あげることも別に不思議ではない。ただ、受験勉強は早く始めたものほど有利である。マラソンレースと同じである。」
- 過去や今の自分にとらわれず、未来の自分がどうなりたいかがすべてである。目標をどう設定するか、直近目標(小さな目標)と最終目標(大きな目標)を間違わないことも大切だ。大きな目標のために、まず小を成していくこと、この積み重ねこそ大切である。
- 難関大学に合格すると、「もともと頭がいい子」とか「今まで勉強していなかっただけ…」と思われがちだが、そういうことではない。どうせできないとか…勝手に自分で思い込んではいけない。人間の能力には凄い力があり、その秘めた力を開花させてほしい。結果が良ければ、人は頭がいいと思い込むだけである。その結果に近づける努力は誰でもできるのである。
- まず自分を知ること。自分の夢を確認すること。夢が決まったら、公言すること。多くの人に夢や目標を伝えて、有言実行を目指すことである。
- 人の言動はメンタルが9割である。メンタルを鍛える努力をしないとやる気も育ってこない。まず、ネガティブな言葉を使わないで、ポジティブな言葉を使うことだ。0点だったら、100点の伸びしろがあると考えなさい。その後、少しでも満点に近づける努力をしていけばよい。いきなり100点を目指すのでなく、1%の成長も認めていくことだ。
- 進路選択や進路目標で悩んだら、できる限り知識や経験の広い人の助言を聞いたほうが良い。狭い人の助言は自分の決定範囲(道)を狭くしてしまうのである。
- 希望校を決めたら、戦略をしっかりと立てなさい。「彼を知り、己を知れば百戦危うからず」である。傾向と対策を立てて、ポイントをついた学習を行うことが大切だ。
- 1日3時間の受験勉強を毎日継続できれば、大抵の国公立大学は合格できる。但し、早めに行うこと。また、3時間毎日は中々容易ではないが、「やればできると思い込まないと何もできない。」等々の話を聞くことが出来ました。
『生徒の声』 講演後、生徒の数人から、次のようなコメントがありました。
▼「受験勉強には強いメンタルが必要だとわかりました。人はすぐネガティブに考えてしまうものだけど、ポジティブに考えるようトレーニングします。」
▼「勉強に対する考え方が変わった。1%の進歩も大切にしたい。勉強しなきゃという受動的な考えから、勉強しようと思える日になった。少し暗くなっていた道が明るくなって嬉しかった。頑張ろう。」
❤坪田先生素晴らしいご講演をいただき有難うございました。また、早速に先生のブログに健大高崎の感想等を載せていただき重ねてお礼申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。(副校長)