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ホットニュース 第33号

更新日:2016年10月18日

ホットニュース第33号

 ~創立者を偲ぶ記念講話~

 

9月26日(月)、本校OGの小林 美幸さんを講師に招き、
本校創立者・須藤いま子先生を偲ぶ記念講話が開催されました。

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小林 美幸さんは本校でカヌー部に所属し、
卒業後にはカヌー競技で 二度もオリンピックに出場されている方です。
現在は、介護福祉サービスの会社を経営されています。 

講話

高校からカヌー競技を始められた小林さんは、厳しい練習を乗り越え、
全国大会に出場するまでに至りました。
全国大会出場が決定した際には学長室に呼ばれ、
須藤いま子先生に挨拶したことが忘れられないそうです。

高校を卒業し社会に出ると、様々な壁が立ちはだかり、逃げ出したくなることもあったそうです。
そんなとき、心のよりどころとなったのが学校だといいます。
例えるなら「社会が大きな海であれば、学校は港である」と。
海で迷ったときに港へ帰るのと同じように、学校は帰るべき場所であり、
社会生活で思い悩んだときに学校へ足を延ばすと、先生の励ましを受け、
背中を押してもらったと仰います。
その反面、既に逝去されたいま子先生がいないことで寂しさも感じられたそうです。

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苦難を乗り越え、小林さんはオリンピックへの出場を決めました。
オリンピックは4年に1度。
そのプレッシャーが選手たちを苦しめ、競技結果に波乱を呼び起こすことから
「オリンピックには魔物が棲んでいる」といいます。

魔物に打ち勝つため、小林さんは試合前に2つの決まりごとをしていたそうです。

  1. 部屋をきれいにすること
  2. 試合先で出会うすべてを「好きになること」

特に「好きになること」で、出会う人・土地・環境すべてに
「感謝」の気持ちを抱くようになったそうです。
逆にその気持ちが無いと、人は悪口や不満に埋もれてしまうといいます。

そうした気づきから、「感謝」の言葉こそがカヌーで学んだことだと小林さんは仰います。
そのとき改めて、本校の校訓を思い出したそうです。

校訓

本校では毎朝、各学級で校訓(および日訓)を唱和しています(校訓 ・ 日訓)。
小林さんは、在校時に毎朝 何気なく口にしていた校訓の意味を卒業後に改めて考え、
その重要性に気づいたと仰います。
日々がうまくいかないときというのは、校訓の3本の柱が欠けているときだと
考えるようにもなりました。
この校訓は、いついかなるときも、一人ひとりの支えとなるはずです。

カヌーを通して学んだ「感謝」することの重要性は、小林さんに今も息づいています。
現在、介護福祉サービスの仕事に携わっている小林さんは、
高齢者の方と交流する機会も多いそうです。
なかには戦争を体験した方から、戦時中の生死を分かつ体験談を聞くこともあります。
このような話を聞けることに小林さんは感謝の念を抱き、
その感謝の念によって相手の良い所が見つかり、心をわかちあうきっかけになるのだといいます。

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小林さんは、在校生へメッセージをくださいました。

「いま夢を追いかけている人、夢を探している人。
 何も考えずに過ごしているうちに、いろんなチャンスを逃してしまいます。
 校訓を思い出してください。
 きっと、チャンスに気付けるはずです。」

最後に、全校生徒を代表し、生徒会長の柏原くんから花束の贈呈とお礼の言葉がありました。

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カヌー部との交流

講話終了後、小林さんと本校カヌー部の部員との交流がありました。
部長の品川くんより、
 「今日の話・校訓を心がけて日々精進し、
  将来はオリンピックに出たい」
との力強い言葉をもらいました。

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日々の心がけ次第で、人生は良くも悪くも変わるものです。
ぜひ1日1日を大切にして、夢を実現してほしいと思います。