ペップトーク保護者対象講演会を実施しました

7月6日(土)に日本ペップトーク普及協会代表理事の岩﨑由純先生にお越しいただき、「ペップトーク ~目標を達成させる最強のショートスピーチ~」を演題に、保護者対象の講演会を開催しました。

今回は、生徒たちのやる気や自己肯定感を高めるの一助として、「ペップトーク」に関する講演会を通じて、保護者の方がペップトークの基本的な考え方や具体的な実践方法について学び、生徒たちの成長のサポートに活用していただく目的からでした。
講演会が始まると、保護者や教職員は一気に先生の講演に引き込まれ、笑いあり、涙あり、そして胸が熱くなる、感動の嵐の連続でした。ペップトークとは、短くて、分かりやすくて、肯定的な言葉を使い、人の魂を揺さぶり、その気にさせるトーク術。捉え方変換では、ついつい使ってしまう、「難しい」という単語も、「やりがいのある」と前向きな言葉に。また、してほしい変換では、「ミスをするな」が「思いきってやれ」などと、背中の一押しとなるポジティブな言葉に変わります。
そして、成功と失敗の共通点は?の問いに「挑戦」と回答。負けたことがある、ということがいつか大きな財産になることも話してくださいました。成功や勝利、成就では「喜ぶ」ことが大切で、褒める行為は、成果よりもそこまでの過程で「褒める」ことが重要。失敗や敗北、挫折は学び・成長、改善のチャンスであると話してくださいました。ペップトーク成功の4つでは、漢字の「聴」のパーツからなり、質問力、傾聴力、斟酌力、表現力を挙げられ、中でも「傾聴力」の大切さを話してくださいました。「セルフペップトーク」では、自分自身への勇気づけの言葉。自分自身に語りかける肯定的な宣言の言葉で、意識的に良い言葉を選んで言い続けると、意識や心のあり方を変えられるとのことでした。
今回の先生との出会いが、保護者の皆様と教職員の今後の人生において、大きな財産になりました。