【硬式野球部】プロ野球ドラフト会議(記者会見の質疑応答追加)

10月26日(月)に開催された日本プロ野球のドラフト会議において、本校硬式野球部の下 慎之介君(投手)が東京ヤクルトスワローズより育成枠1位での指名をいただきました。

これまで応援してくださった皆様、支えてくださった皆様、まことにありがとうございました。


ドラフト会議終了後、20:10過ぎから本館玄関ホールにて記者会見が行われました。

 

◇Q:名前が呼ばれた時の気持ちは?

下君:なかなか名前が呼ばれなくて不安な気持ちがあったんですけど、呼ばれた瞬間、ほっとしたというか一気に肩の荷が降りた感じがして安心したという気持ちが大きかったです。

◇Q:育成1位という順位についてはどう感じていますか?

下君:自分の実力に見合った順位だと思いますし、山下さんというジャイアンツに行った先輩がいて、その先輩も育成1位から這い上がって支配下登録を獲得したので、自分もそれに続いていけるように頑張っていきたいです。支配下選手のところで呼ばれるのが自分も理想としていた形でしたが、それが育成だったというのは、自分の実力がその程度だったということなので、この先また一から鍛えなおして、支配下登録されるように頑張っていきたいと思います。

◇Q:入ってからの数年が勝負になると思うが、強化していきたいところとか、こうやって戦っていきたいというところは?

下君:高校野球の時代からストレートの球速というのを課題としてここまでやってきて、まだまだ足りないと思うので、ストレートの球速を磨くために何ができるかというのを自分で考えて、一からまたやっていきたいと思います。

◇Q:ヤクルトの球団の印象は?

下君:関東の球団で、自分が住んでいるのも関東、学校の場所も関東で、関東圏に知り合いが多いですし、見に来てもらえるのが一番うれしいので、それができるっていうのが一番よかったかなと思います。

◇Q:入ってから、何年以内にこうなりたいという目標は?

下君:具体的な年数とか時間はまだあまり考えられてないですけど、1年でも早く、1日でも早く支配下登録されて1軍の舞台で投げられればいいなと思います。

◇Q:投手としては健大から高卒で入るのは初めてだと思いますが?

下君:あまり意識していなかったですけど、今まで健大高崎という高校でそういう選手がいなかった中で、自分が一番最初にそういう選手になれたということはすごく誇らしいことだと思うので、それをまた自信にしてこれからも頑張っていきたいと思います。

◇Q:感謝を伝えたい人はいますか?

下君:やっぱり両親をはじめ、監督さん、学校関係者の皆さん、そしてこの野球部に関わってくれた人たちみんなに感謝の気持ちを伝えたいので、今日が終わったらまず一番にそれをやりたいです。

◇Q:プロの世界で戦っていく中で、自分の武器というか通用するところは?

下君:昔からスライダーというのが、自分の武器として使ってきたもので、それをどれだけ活かせるか。それもやっぱりストレートがポイントになってくると思うので、それを磨いて武器であるスライダーをどれだけ活かせるかというのを考えてやっていきたいです。

◇Q:ストレートは何キロくらいを目標に?

下君:伸びれば伸びるだけいいと思っているので、行けるところまでという感じです

◇Q:名前が呼ばれて嬉しい気持ちは?

下君:それはもちろんありましたね。小さい頃からプロ野球という世界を夢に見てやってきたので、育成ではありますけど、そういう世界に入れるという資格を得たというのは自分の中でほっとしたというよりは、嬉しいというのが大きかったです。

◇Q:こういうピッチャーになりたいとか、憧れの選手は?

下君:ジャイアンツになってしまいますが、中川選手、田口選手のように、簡単に1ストライク、2ストライクというカウントが作れて、自分の楽な投球ができるピッチングスタイルを目指しているので、そういう投手になれればいいなと思います。

◇Q:監督、下君にエールやアドバイスなどは?

青柳監督:育成ではありますけど、本人はまだまだ将来性がありますので、焦らずしっかり体を作って、今後まだまだ伸びる選手なので、じっくりと頑張って欲しい。

◇Q:高校3年間見ていて、監督から見てどういうところが一番成長したでしょうか?

青柳監督:体が大きくなって、成長しましたけど、これからまだまだ伸びるでしょうし、スピードにしても変化球にしてもプロに行ってもまた磨けると思います。

◇Q:周りにいい投手がたくさんいる集団の中で、健大に入った当初は自信とかありましたか?

下君:いや、全くなくて、やっぱりレベルの高い選手がそろっていて、やっぱり強豪校なんだなというのを改めてここにきて感じましたし、そういう選手たちとの切磋琢磨があってこそ、ここまで成長できたと思うので、本当にこの環境に来てよかったなと思います。

◇Q:140キロを超えるようになったのは?

下君:多分2年の秋、新チームになった最初の大会で初めて出したと思います。

◇Q:明治神宮大会で準優勝という結果を残している中で、神宮を本拠地とするチームからの指名に運命的なものは?

下君:去年の秋、神宮大会でああいう風に投げさせてもらって、自分の中で、今まで投げた中で一番投げやすい球場で、そういう中でヤクルトに指名してもらったとうのは、なんとなく自分の中でうれしいなという気持ちがあります。

◇Q:マウンドの感触というのも、覚えているかと思いますが、早くそこで投げたいですか?

下君:そうですね。1日出も早く、あのマウンドに立ちたいなと思います。

◇Q:一緒にプロを目指してきた仲間2人に対しての気持ちは?

下君:そうですね。少し複雑な気持ちもあるんですけど、2人なら、必ず4年後プロに行くと思うので、その2人が来るまでに、自分もなんとか今以上に成長して、2人に情けない姿を見せないようにやっていけたらいいなと思います。

◇Q:これから入団までに強化していかなければならないところは?

下君:自分の中でまだ納得いくフォームというのができていないので、そこを細かく研究していくっていうのと、どうやったら球速が上がるのかというのを常日頃から考えているので、体作りもそうですし、何より怪我しないというが一番なので、本当に一から体を作っていければいいかなと思っています。

◇Q:最後に、健大の生徒に皆さんに何かコメントをいただけますか?

下君:健大高崎の代表として、こうやって公の舞台に立たせてもらう権利を得たので、健大高崎の名に恥じないように、むしろ全国にこの名を轟かせるくらいに頑張っていけたらいいなと思います。
応援よろしくお願いします。