交通安全教室実施

4月15日(木)5・6限に高崎警察署・交通課より高橋巡査長をお招きして交通安全教室を実施しました。

先日の情報モラル教室と同様、全校放送と教室のモニターを利用して、生徒は各教室で受講する形式での実施となりました。

冒頭、加藤校長先生より簡単な挨拶があり、その後すぐに高橋様からの講義が始まりました。

最初に前置きとして、「大事な自分の命を守る」のみならず、「他人の命も守る」という気持ちで向き合っていただきたい、そして、一生涯責任を負う立場にならないよう切に願い、お話をさせていただきますというメッセージをいただきました。

お話しいただいた内容をいくつか抜粋して紹介いたします。

・群馬県内や高崎市内といった身近な地域の交通事故発生状況を紹介しながら、どんなに急いでいても、交通事故だけは起こさないように。

・点検の合言葉『ぶたはしゃべる』

・通行区分について、車道(路側帯も可)の左側通行が原則

・禁止事項
 並進、イヤホン、スマホ、傘差し運転、二人乗り・・・これらは徐々に減少
 相変わらず多いのが、一時不停止、信号無視、右側通行。

・自転車者運転中事故を起こしたら、110番や119番を。
 自転車は車両であり、車と同じ責任がある。

・自転車でも事故の加害者になれば損害賠償が高額になることもあり、保険加入が必要となる。

・群馬県交通安全条例の改正概要
 「自転車保険の加入義務化」および「自転車用ヘルメット着用努力義務化」

・薄暮時のライトが非常に有効であることと、反射材の重要性

・非注意性盲目(認知心理学用語で注意の向けられていない事象を見落としてしまうこと)が原因で起こる交通事故が多い。

・運転のメカニズムは「認知・判断・操作」であり、どれか一つを間違えてしまうと交通事故につながってしまう。

高校生に関わりそうな注意点についてかみ砕いた言葉やクイズなどを交えて丁寧に、わかりやすく説明していただきました。

高橋様、大変ありがとうございました。