【硬式野球部】第107回全国高等学校野球選手権大会初戦

8月13日(水)に、第107回全国高等学校野球選手権大会第8日目の第1試合が兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われ、健大高崎高校硬式野球部が昨夏の覇者である京都国際高校と対戦しました。

昨年春の優勝校と昨年夏の優勝校の対戦により初戦屈指の好カードと言われ、投手力の高いチーム同士の対戦であることから、ロースコアの勝負が予想されました。

初回の攻防は、先攻の健大高崎が四球により先に先制のチャンスを作るも得点はならず、
その裏の京都国際がスクイズと適時打で2点を先制し、健大高崎が追う展開になりました。

0 – 2 で迎えた3回表の健大高崎の攻撃は、1死からセーフティバントと2つの死球で満塁の好機を作り、相手のバッテリーエラーでまず1点、続く2死三塁二塁から5番小堀選手が三塁線を破る二塁打を放ち 3 – 2 と逆転に成功。
しかしその裏、下重投手が2本の適時打を浴び、3 – 4と逆転を許してしまう。

再び追う展開となった健大高崎は、4回表の攻撃で投手の打順で代打高須賀を送り、その裏の守りから継投に入り、2番手として山田投手が登板。
山田投手は無死から安打を許すも、落ち着いてアウト2つをとり、3番手の佐藤投手にマウンドを託します。
トミージョン手術から復活し、昨春以来の甲子園のマウンドとなった佐藤投手は、気迫と落ち着きのあるマウンドさばきで続く打者を遊ゴロに打ち取り、ピンチを脱しました。

佐藤投手の投球により試合の流れを引き寄せたい健大高崎でしたが、5回、6回に適時打で1点ずつを追加され、リードを広げられてしまいます。

7回からは石垣元気投手が4番手として登板。
石垣投手の球速150k/hを超えるストレートに球場全体からの声援も後押しして追撃ムード。
石垣投手は2回を無失点に抑え、健大高崎の各打者はボールをよく見極めて粘りのバッティングを続けましたが、追撃ならず、3対6で試合終了。
昨夏の優勝を経験している好投手西村君を攻略できずに、初戦敗退となりました。

ここまで応援してくださった皆様、まことにありがとうございました。

TEAM
健大高崎 0 0 3 0 0 0 0 0 0 3
京都国際 2 0 2 0 1 1 0 0 x 6

投手:下重3、山田2/3、佐藤龍2 1/3、石垣元2