1学期始業式

4月7日(水)、令和3年度1学期始業式を放送で実施しました。

開始に先立ち、加藤校長先生より、昨年度末をもってご退職された教職員と、今年度新たに着任された教職員の紹介を行いました。

始業式の校長講話として、まず大きな事故等の報告もなく、全員が元気に新しい年度を迎えることができることに対して喜びの気持ちと、生徒諸君にとって今年度がより良い1年となるよう願っていることを述べました。

3年生に対しては、最終学年、本格的な受験体制への切り替えということで、自分の目指す第1希望の進路が叶うように、今日から気持ちを引き締めて、一日一日を大切に一生懸命「努力」を続けてください、と呼びかけました。

2年生に対しては、いろいろなことで学校の中心となる学年であり、またこの1年が、進路を決定する上でも一番差が出る1年であることを心に刻み、勉強のみならず部活動や学校行事においても、1年後を見据えて全力で取り組んでください、と呼びかけました。

そしてそれぞれが、今年1年、充実した年になるように頑張って欲しいと訴えました。

続いて、新型コロナウイルス感染症の話題に触れ、もう1度初心に戻り、毎朝の検温やマスクの着用・手洗い・三密の回避などできるだけの対策を講じること、健康調査調査アンケートに毎日忘れず入力することへの協力を求めました。

新学期を迎えるにあたってのメッセージとしては、勉強でも部活動でも、何事においても目標をはっきりと決めて、その目標に向かって最高の準備をすること、絶対に最後まで諦めないことが大切であるという話をしました。

先日の水泳の日本選手権100mバタフライにおいて優勝し、急性リンパ性白血病の闘病生活から見事に復活を遂げ東京オリンピックの代表に内定した水泳の池江璃花子選手の「努力は必ず報われる」という言葉を紹介し、どんな状況でも前向きに考え、ピンチをチャンスに捉え、「この1年をどんな年にするのか」、「何をやりきるのか」、を「決意」して、「想い」を強くして、スタートし挑戦してください。

最後に上級生へのお願いとして、明日の入学式で入学してくる新入生の皆さんが早く学校に慣れるよう、先輩として思いやりの気持ちを持ち、そして優しい気持ちで迎えてあげて欲しい、と呼びかけました。

そしてこれからの1年で、生徒の皆さんが大きく成長することを願い、校長挨拶の結びとしました。