令和7年4月14日(月)の6限目、本校体育館にて情報科・宮本恭彦教諭による「デジタルシティズンシップ」に関する講演が行われました。
本講演では、生徒が情報社会において適切な行動を取るための基本的な考え方や態度を身に付けるとともに、「デジタルシティズンシップ」の理念を理解し、テクノロジーの良き使い手となることを目的に実施されました。
講演ではまず、「デジタルシティズンシップ」という言葉の意味について確認し、続いてソーシャルメディアやSNSの定義や活用事例、利点・欠点について生徒自身が考える時間が設けられました。また、「デジタル足跡」という概念を学び、自分や他者の投稿が将来や社会にどのような影響を与えるかを、アニメーション動画や具体的な事例を用いて多角的に考察しました。
後半では、オンライン上での5つの行動例をもとに、「親しい人」「有名人」「知らない人」という3つの視点から、相手に与える印象の違いや、自分の行動がどのように受け止められるかを意見交換しました。
最後に、生徒一人ひとりが、ソーシャルメディアの良さを生かしつつ、どのように社会的責任を意識した行動ができるかを振り返りながら、自分自身の「デジタル足跡」に責任を持つ意識を高めました。
この学びを通じて、生徒たちは情報社会における主体的かつ責任ある市民としての姿勢を育む第一歩を踏み出しました。今後も継続的に、デジタルとの付き合い方を見直す機会を設けてまいります。