3月18日(木)、選抜高等学校野球大会の日程との関係で、日程を繰り上げて3学期終業式を行いました。
◇冒頭に、加藤陽彦校長より講話を行いました。
はじめに新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、前例のない状況下で学習活動や学校行事、部活動に制約の多い、我慢の1年となったことを振り返りました。そして、まだまだ厳しい状況が続いているため、改めて意識を高め家庭においても感染防止に努めるよう呼びかけました。
2年生の諸君に向けては、4月から3年生となり、高校生活最後の1年間を迎えるにあたり、最上級生としてリーダーシップを発揮し、自己の実現をめざして本校の目標である「文武両道」を実践すること、先輩方から引き継いだ健大高崎高校のよい伝統を守り、磨きをかけて後輩のよき手本となって欲しいことを求めました。そして、早いうちから、将来の自分の進むべき道を考えておくことの大切さを訴えました。
1年生の諸君に向けては、高校生活の土台作りを終え、いよいよ2年生を迎えるにあたり、自分の夢や希望に向かって失敗を恐れることなく、いろいろなことに挑戦し、より充実した高校生活にして欲しいと呼びかけました。
続いて、コロナ禍の厳しい状況下にもかかわらず、1か年の皆勤者が1年生で249人、2年生で273人いたことを紹介し、大変立派であると褒めると同時に、一人でも多く3年間の皆勤を達成して欲しいと期待の気持ちを述べました。
さらに神戸先生が担任の2年4組については1年間クラス全員無欠席の偉業を達成したとのことです。おめでとうございます。
全国選抜大会に出場するソフトボール部、剣道部の皆さんには、出発前に全校生徒の前で激励会を開催できないことを残念に思いますが、群馬県の代表としての自信と誇りを持って、昨年出場できなかった先輩たちの分まで全力で戦ってきて欲しいと激励しました。
最後に、この1年間、生徒の皆さん1人1人がよく頑張りました、とその労をねぎらい、さらによい健大高崎高校にしましょうと呼びかけました。
結びには、春休み、新学年に備えて有意義な時間を過ごすこと、野球部の選抜大会の応援に向けて参加生徒への感謝と、意気込みを述べて講話を終了しました。
◇続いて、生徒指導部長の早川先生より、春休み中の生活心得、選抜高等学校野球大会応援参加に関する諸連絡が行われました。
◇春休み中には、野球部の選抜甲子園大会、ソフトボール部や剣道部の全国選抜大会を控えてはいますが、概ね本校の今年度の1年間の教育活動の節目を迎えることができました。
新型コロナウイルス感染症の影響によって、例年とは異なる状況下で様々な場面でお世話になりました皆様に感謝申し上げます。
◇群馬県でもソメイヨシノの開花の便りがきかれていますが、本校の敷地の東端では、早咲きの桜が一足早く春の足音を聞かせてくれています。